私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。

2007-05-28

もちろん裏目に出ることも

九州親和ホールディングスが、子会社の親和銀行を譲渡したうえで、自身は清算することを発表しました。この発表により同社株は監理ポストにはいったわけですが、そうなると気になるのが投資信託への組入れ状況です。

現在のところ、それWEBサイト上に公表しているのは、明治ドレスナーだけのようですが、東証1部であった以上は多少なりともTOPIXファンドには組入れられているのでしょう。

さて、TOPIXファンドに組入れられているのは当たり前として、アクティブファンドはどうであるのか?明治ドレスナーの日本株式アルファオープンを例にとってみますと、5月24日時点では0.066%の保有状況だそうです。同社のTOPIXオープンにおける比率は、0.010%ですから、オーバーウェイトしているようです。

次に、直近の運用報告書をみてみると、第3期から第4期(2006年9月21日から2007年3月20日)の期首には組入れのなかった九州親和ホールディングスが、期末には847千株が新たに組入れられたことがわかります。

アクティブファンドですから、何らかの投資判断に基づいてリスクをとって超過リターンを取りにいったわけですが、結果とすれば裏目に出たことになります。

別にこのこと自体が悪いと申し上げているのではありません。アクティブである以上は避けては通れない道ですから。ただ、知りたいのは、どういう投資判断に基づいて同社株を組入れたのかという説明です。

ですから、監理ポストや整理ポスト入り銘柄にの保有状況を公表する場合は、その説明を簡単でもいいので記載してくれると親切だなあという気がするわけです。説明があれば、「しょうがないか」と思ってくれる人もいるかもしれませんよ。

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