Google Chart APIを利用して、中央三井のインデックスファンドを2001年2月末から、「よーい、ドン!」してみました。
Google Chart APIは日本語が文字化けするのが難点ですが、シンプルなものなら十分使えますね。あとは許容するデータ数との戦い。
それにしても、上記期間に限ると、外国債券はリターンでも、リターン/リスクでも優秀だったんですね。
私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。
Google Chart APIを利用して、中央三井のインデックスファンドを2001年2月末から、「よーい、ドン!」してみました。
先日のエントリで、相関係数の算出を忘れていました。
前提:2001年3月から2008年2月までの月次収益率の相関係数
対象ファンド:
中央三井日本株式インデックスファンド
中央三井日本債券インデックスファンド
中央三井外国株式インデックスファンド
中央三井外国債券インデックスファンド
4つのインデックスファンドの相関係数は上記の通りです。今度リスク・リターンとまとめます。
アセットアロケーションを決めるにあたって、WEBや書籍等の各資産の期待収益率や標準偏差、相関係数を参考にすることは多いと思います。
そういった過去のインデックスの数値ではなくて、インデックスファンドの数値を測ったらより現実的になるのかなと感じていたので、調べてみました。
できるだけ長期のファンドが望ましいわけですが、TOPIX連動のファンドはインデックスファンドTSPのように80年代から運用しているものがあるものの、NOMURA-BPI、MSCI-Kokusai、Citygroup-WGBIらに連動するファンドは古いものでも2001年ごろの設定。
仕方がないので、とりあえず2001年1月~2月に設定された中央三井アセットマネジメントの4本のインデックスファンドについて調べてみることにしました。中央三井のファンドを選んだことに特に意味はありません。
前提条件
測定期間:2008年2月末までの7年間
リターン:分配金(税引前)再投資後の基準価額の騰落率を年率換算したもの
標準偏差:月次収益率の標準偏差を年率換算したもの
という結果となりました。
・日本株は外国株よりローリターンだった
・日本の債券はローリスク・ローリターンだった
・外国の債券は超優秀だった
といったことが、単純に考えられることだと思います。
測定期間を変えると結果も当然異なるわけですが、一応この結果も事実の一つですので、全く参考にならないわけではないと思います。どの期間が最適なのかという答えはないですし。
2008年2月までの7年間に起こった国内外のマーケットに関わる出来事といえば、
ITバブル崩壊(2000年~)
WTC爆破テロ
日経平均8,000円割れ
郵政解散
BRICsの台頭
サブプライム問題
などがありました。
こういった大きな出来事を経ているので、少しは参考になるかと思います。
やべ、相関係数調べるの忘れた。
また後日。
昨日は、3月期決算企業の権利付き最終日でしたが、最近の日本企業の株式持ち合いや買収防衛策について、偶然に二人の識者が見解を述べてます。
NBonline
買収防衛策や株式持ち合いに異議あり永守重信・日本電産社長が直言
DIAMOND online
山崎元のマルチスコープ 持ち合い株式の「含み損」に見る、進歩のない経営者たち
双方等も持ち合いに反対の立場です。
永守社長は、
「そんなことをするのは、経営者が自分の会社の経営に自信がないことの表れですよ。」
と一喝してます。
山崎氏は、銀行の株式保有や事業会社同士の持ち合いには、メリットなしとのスタンスです。
マーケットが調子いいときには、こういう声が掻き消されてしまうので、今だからこそ説得力を感じます。
大企業はまた「一時的に」反省するかもしれませんが、また元に戻っちゃうんでしょうね。
そう言えば、今年のお正月に近所に初詣に行ったら、永守社長の姿を偶然にも拝見したことを思い出しました。
約1年前に、Javaの勉強を始めてから、最初に作ったのが、アセットアローケーションを入力して、リスク計算とかチャート表示を行うアプリケーションでした。当時は表示用にJFreeChartというJavaライブラリを使用していました。
次に、デスクトップではなくWEB上に載せたくて、サーバーサイドのJSPとかServletを勉強して一応完成したのですが、JFreeChartを利用すると、画面遷移がいまいち納得できる動作をしてくれないので、そのままお蔵入り。(初心者の限界にぶつかる)
そんな中、2、3ヵ月くらい前に、Google Chart APIの存在を知り、URI指定だけでPNG画像を表示してくれるという比較的簡単な仕組みを利用してみようと思い、金曜日に作ってみました。
とりあえず国内株式、国内債券、外国株式、外国債券の4資産のみの対応です。
資産割合を入力すると、ポートフォリオのリスク・リターン計算と、PNG画像を表示します。
例:各資産に4分の1ずつ投資した場合。
大きめ赤い店が、入力した結果です。
黒い点がその他の集合です。
各資産を0~100%まで10%刻みで計算したのですが、Google Chart APIはデータ数に制限があるようで、とりあえず効率的フロンティア周辺部分を中心に適当にプロットしてみました。
タロットさんの効率的フロンティア計算シートに比べると完成度はまだまだ低いのですが、気軽に利用してもらえらばと思います。
ちなみに、リスク計算に若干誤差(0.05%前後)が生じる場合があるようです。大体の数字をつかむということで、ご勘弁を。
外貨MMFの仕組みとかもう忘れかけていたのですが、
YOMIURI ONLINE>マネー・経済>投資講座 > 資産運用入門
<第7回>外貨預金と外貨MMF、どちらがお得?【外貨】
という記事があったので、復習もかねてチェック。
為替差益が非課税であるとか1ヵ月複利だとか確認できてよかったです。
特に税金は、忘れてしまいやすい項目です。
昨年11月の簿記3級に続き、今回は2月24日の簿記2級に挑戦しました。
結果は合格でした。なぜか合格メールと不合格メールが同時に届き、不合格メールを先に読んだので、がっくりしたのですが、あとで訂正メールがありひと安心。
今回も「絶対合格」と気合いを入れていたので、とりあえずよかったです。合格したことも当然うれしいですが、工業簿記の基本を勉強することで、いままで関わったことのない製造業について少しでも触れられたような気がして、知識欲もそれなりに満たされました。
それにしても、30近くにもなって、もっともっと勉強したくなるとは、ちょっと出遅れた感があります。なぜ若いときに、なんて思ってもどうしようもないので、今後、後悔しないようにするしかないです。
月末の2月29日は、ハイブリッド・セレクションの積み立て日でした。
買付単価 13,566円
買付数量 7,220口
となり合計口数は、98,261口となりました。
ところで、
「日本株」見直し論高まる マネックスなどが投信販売 (MSN産経ニュース 2008/02/29)
なる記事がありました。
たしかに、今後予定される新規設定ファンドに日本株ものが多いなあと思っていたのですが、日本株を見直すってことには何の異論もないです。
ただ、「既存ファンドでお勧めのやつはないの?」、と毎度のことながら感じます。日本株ファンドは国内追加型投信のなかで一番数が多いと思います。いろんなスタイルのものを全部ひっくるめて800本近くはあるはずです。
これだけあれば、新しく設定しなくても運用会社や販売会社は勧められるやつはあるでしょ?と思うわけですが、そこはビジネスの世界。現状では、新規設定したほうがお金は集まりやすいという判断なのでしょう。
あとは投資家が選ぶか選ばないか、にかかってきます。