私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。

2008-01-30

楽天証券 投信の口座移管 来月から

楽天証、来月から投信の口座移管サービスを無料で開始(日刊工業新聞)

ということで2月から、他証券・銀行に預けている投信を同社の口座に無料で振り返るサービスをスタートさせるようです。

商品の品揃えだけでなく、こういったサービスも差別化の一つであることは間違いないでしょう。

想定される使い方をイメージしてみると、例えば

①今投信を積み立てているA証券は、手数料が高いな。
②B証券は同じ商品がノーロードで、かつ積立もやってるぞ。
③A証券でもってるやつを売って、改めてB証券で買い直すのも、税金とか信託財産留保額とかがとられそうだし。かと言って、別々に同じ商品を持つもの管理が面倒だ。
④B証券は投信振替を無料でやってくれるの?それだったら、A証券の投信をそのままB証券に移して、B証券で積立を続けよう。

という感じでしょうか。

わたしも利用したい派です。


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2008-01-24

株安-報道ステーション

昨日の報道ステーションのトップニュースは株の話題でした。
大きく「」と書かれたセットがキャスター陣の後に吊り下げられていました。いつも思うのですが、報道ステーションは「そんなセット必要なの?」という時がよく見受けられます。

例えば、東京で自動改札機が広範囲にわたってトラブルしたときも、わざわざ改札のセットを用意した演出をしてました。

ああいうのを見るたびに、「そんなのいらねーだろ」と画面に突っ込みを入れているわけです。それでも、報ステはよく観てますが。



セットのことはどうでもいいとして、株安のニュースで、
公的年金も国内外の株で運用しているので、私たちの将来の年金が減る恐れがあるというニュアンスのニュースでした。

GPIFの市場運用資産の構成割合を示したり、「○○兆円損した可能性がある」なんて評論家のコメントなんかもありましたが、なんだか違和感をおぼえた方はいませんでしたか?

市場で運用する以上、下落局面にも100%遭遇するわけで、下落局面だけを捉えて公的年金が怖いなんてどうして言えるのでしょうか?

しかも、株の割合もそんなに大きくなく、7割近くが国内債券で。どちらかというと、影響を抑えるような資産構成になっているのに。

別にGPIFを擁護する気はありませんが、運用すること自体が否定されたことになんだか腹がたったわけです。

「じゃあ何で運用するの?それとも、もう運用しないの?」と再び突っ込みを入れて、「バリバリバリュー」にチャンネルをかえたのでした。

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2008-01-22

金はヘッジ商品になるか?-フジサンケイビジネスアイ

フジサンケイビジネスアイを購読していたころに楽しみだったのが、毎週日曜の
銀座ホステス浅川夏樹の 増やせ!かわいいお金
というコラム。

今週は、
レッスン172 金はヘッジ商品になるか? (2008/1/20)というタイトルでした。

記事によると、
10年以上の長期でみると、金はヘッジ商品になっているが、2002年ごろから株式との相関性も高いとのこと。その原因は金ETFの登場ではないか、と分析されています。

オルタナティブ投資(と言われていること)を行ったことだけに満足して、分散の意味がなかった、なんて本末転倒にならないように注意が必要ですね。

それにしても、浅川夏樹さんのコラム、勉強になります。

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2008-01-18

日興AMのコンテンツ「投信王」

日興アセットマネジメントが、「投信王」というコンテンツをスタートさせたようです。

ファンドマネージャーの業務を疑似体験でき、運用成果を競うそうです。年間投信王になると、ファンドマネージャーの採用試験と面接を受ける権利がもらえる等の賞品がもらえるそうです。

このコンテンツがちょっとおもしろそうだなと感じた点は、結構リアルな体験ができそうなところでしょうか。
例えば、
・取引コストは片道0.25%
・信託報酬、監査費用、ディスクロージャー関連費用などの必要コストとして、年率0.8%が資産から徴収さる
・基準価額を投資信託とほぼ同様の方法で毎日算出
などです。そのほかにも細かいルールがあります。

なお、本物のファンドマネージャーの参戦するとのこと。

投資家の側が運用側の視点を知っておくことも悪いことではないと思うので、参加してみるのもアリかなと思ってます。

現在はエントリー期間中で、コンペは4月1日からだそうです。


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2008-01-16

ネット各社の投資信託取り扱い状況比較

昨日の予告の通り、ネット各社の投資信託の取扱い情報をまとめてみました。

対象は国内追加型株式投信で、マネープールファンドや既償還ファンドを除外していますので、各社が公表している数字とは異なることにご注意ください。また、ミスもあるかもしれませんが、ほぼ正確だとは思います。


こうして眺めてみると、それぞれに特徴がありますね。
例えば、私が積立に利用している投信スーパーセンターは、ファンド数、積立可能ファンド数もずば抜けていますが、ノーロードの割合が少ないなどなど。

また、各社それぞれ上の数字には表れない長所・短所もあると思います。

今後の動向としては、楽天証券が積立や分配金再投資に取り組んでいく予定なので、使いやすくなりそうです。取扱ファンドの増加ペースもすごいです。

個人投資家のインフラとしての、ネット各社の今後の動向が楽しみです。


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2008-01-10

投資信託は必ず損する(期間がある)。

年末年始のマーケットの調整で、悲観ムードが漂っていますね。

郵便局の投資信託 半分以上基準価格割れ(J-CASTニュース)2007/12/30

07年投信、5年ぶり運用損・4兆円規模、サブプライム問題響く(NIKKEI NET)2008/01/09

二つのニュースは、「へえー」で終わりそうなものなのですが、特に前者のニュースでは、

<引用>
基準価格割れのファンドは2007年12月25日現在で、「野村資産設計ファンド2015~2040」や「フィデリティ・日本配当成長株投信」、「GS日本株式インデックス・プラス」などで、じつに半数以上が基準価格を割っているのだ。
</引用>

と記載があり、ちょっとがっかり。基準価額を割っているからがっかりではなくて、この表現方法にがっかり。このニュースのコメント欄にも似たような趣旨のことが(ちょっと厳しめに)書いてありました。

長期運用していれば、評価損を抱える時期は誰にでも必ず訪れます。数年前から外債ファンドや外株ファンド等何でも上昇していたので、幻想を抱いていた方は、今回の下落でショックを受けたと思います。

長期投資の先輩方は、下落もハナから想定した上で投資を行っているので、ショックは受けていないでしょう。

投資信託に限らず、投資全般に言えることだと思いますが、いいとこ取りしようと思うとしっぺ返しをくらいます。

長期投資を行っていきたいと思っている人は、マーケットの上昇時と下落時の両方に、向き合わなければならないと感じています。

今回の下落でもし今後投信がパッタリ売れなくなったら、投信ブームは所詮ブームだったということになりますが、どうなるでしょうか?

リスクを考慮しないことが、最大のリスクだと思います。


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2008-01-09

STAMインデックス、スゴ6の設定日

本日は、低コストファンドとして注目のSTAMインデックスシリーズと、SBI資産設計オープンの設定日でした。

設定額は、

STAM TOPIXインデックス・オープン 0.24億円
STAM 国内債券インデックス・オープン 0.15億円
STAM グローバル株式インデックス・オープン 0.72億円
STAMグローバル債券インデックス・オープン 0.91億円
STAM J-REITインデックス・オープン 4.23億円
STAM グローバルREITインデックス・オープン 14.26億円
SBI資産設計オープン(資産成長型) 4.73億円
SBI資産設計オープン(分配型) 2.06億円

となったようです。

グローバルREITインデックス・オープンは、純資産総額が一桁多いですね。
このセクターで毎月分配ではないインデックスファンドに、強いニーズがあったということでしょうか?

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2008-01-07

14回目の買付 ハイブS

大発会の4日は、ハイブリッド・セレクションの14回目の買付。

積み立て日を毎月31日に設定すると、月初の買付になったりする場合があり、すこしややこしいです。

さて、結果は

買付単価 15,814円
買付数量 6,194口

となり、これで合計口数は、78,024口になりました。

先月の買付単価が、17,225円だったことを考えると、今回の買付単価は、大発会を含めた1ヵ月間の下落をものがたっております。

多く口数が買えた、と前向きに考えたいところです。将来の売るタイミングが訪れる時までに、いかに口数を増やせるかを最も重視していきます。


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2008-01-04

セゾンVが金融サービス賞

本日の日経新聞に、「07年日経優秀製品・サービス賞」というものが載っていました。
そのなかの金融サービス賞に、
セゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが最優秀賞として選ばれています。

同ファンドが、バカ売れしているわけでもないにも関わらず、選出されているところに、世の中の変化を少し感じました。

ちなみに、過去どのような金融商品が最優秀賞を受賞しているのか気になったので、調べてみました。
(いずれも日経金融新聞賞)
06年
「三大疾病保障付住宅ローン」(三井住友銀行)
05年
「千客万頼」(住友生命)
高齢者向け証券取引手数料割引サービス「シニア割引」(カブドットコム証券)
04年
地域のリサイクル活動に応じて金利が上がる定期預金「リサイクル定期」(敦賀信用金庫)
03年
20-30歳代専用口座「One's Style」(三井住友銀行)

06年の優秀賞は、
国際分散投資タイプの投資信託「ノムラ・オールインワン・ファンド」(野村アセットマネジメント)
となっていました・・・・・。

昨年3月に運用が始まったセゾン投信のファンドが受賞したことは、投信業界に新風を吹き込んだことの証であると思います。

セゾン投信の皆さん、おめでとうございます。


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