私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。

2007-07-05

そもそもリスクをとりたくないのか

金融審議会
第12回 我が国金融・資本市場の国際化に関するスタディグループ 資料1より

ファンド全体の運用成績は資産配分方針次第
􀁠理論的には、リスクを高めるほど長期的には高いリターン
􀁠企業年金は企業会計上、公的年金は制度上、リスクテイクに強い制約
􀁠→理事会等がローリスク・ローリターンの資産配分、投資方針策定
􀁠→低利回りは必然的結果 運用技術・対象の問題は二の次

つまりは、運用が上手い下手を議論する前に、そもそもリスクをとること自体に消極的なので成果が出るはずないということですね。だから資産配分方針次第ということになるのでしょう。

これを個人レベルで考えると、
日本人は、性格上、リスクテイクに強い抵抗感
家計がローリスク・ローリターンの預貯金・保険への資産配分
低利回りでも受け入れる 貯蓄から投資へを掲げる前に教育を

といった感じでしょうか。

教育もままならないまま、確定拠出年金などで自分で運用しなさいと放り出されてしまった人が心配です。

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