2月にJ-REIT分配金減額の可能性について触れましたが、FCレジデンシャル投資法人の上位3投資家が投資口の過半数を取得していたため、決算期末までにこれを解消しなければ、投資法人は課税免除措置が受けられなくなるところでした。
結局、今日の新聞によると、FCレジデンシャル投資法人の設立母体のファンドクリエーションが、筆頭投資主のプロスペクト・アセット・マネジメントなどから投資口を買い取って難を逃れたわけですが、プロスペクトは、最初からこのつもりだったのかもしれませんね。
ぎりぎりの水準まで保有してJ-REITの課税免除措置のメリットを最大限享受する。資金をイグジットする際には、市場で売らずに相対で売る。そんな戦略だったのでしょうか。
プロスペクト側も、大量取得をするということはリスクをとっているわけで、文句は言えないわけですが。それにしても、賢いですね。
私の勝手な想像ですから、あまり参考にしないでください。
私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。
2007-04-24
REITと課税免除措置と投資ファンドと
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