最近、アセットアロケーション本を読み始めたこともあり、自分の投資比率はどう設定するべきかを考えています。
アセットアロケーションに正解はなく、人それぞれに異なるものですから、参考となりそうな指標から、リスクを増やす減らすの観点で適度に調整するのが現実的なのかなと思っています。
そこで、今日は世界最大級の機関投資家といえるカルパースのアセットアロケーションを調べてみることにしました。カルパースは、約27兆円の資金をカリフォルニア州の公務員のために長期運用を行っています。もの言う株主の側面もあり、積極的な運用を行っていることから、比較的高い利回りを狙う場合の参考になるのかなと考えています。
カルパースのターゲット・アセットアロケーションの内訳は、
株式 60%(国内株40%、外国株20%)
債券 26%
不動産 8%
オルタナティブ 6%
CalPERSのWEBサイトより
となっております。
債券26%のうち、20%程度は、米国内の債券だと思います。(わたしの悲惨な英語レベルで読解したところによれば)
カルパースの運用は世界中から注目されており、プロ中のプロが集まってこの比率を決めているのでしょうから、それなりに説得力のある数値だと考えられます。
カルパースを参考に、よりシンプルな積極的アセットアロケーションを考えてみると、株と債券の比率を6:4~7:3の間が適当なところでしょうか。
株と債券の内部でどう分散するかは、また考えたいと思います。
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