私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。

2007-03-25

確定拠出年金 妻の資産はいったいどこへ?

私が第2号被保険者になったことに伴い、私の妻は、確定拠出年金(個人型・第1号被保険者)から第3号被保険者になりました。

第3号被保険者になると、確定拠出年金の加入資格を失います。そうなると、追加拠出はできなくなり、これまでの年金資産残高は、運用指図のみ行うか、条件によっては脱退一時金を受け取ることになります。

昨年11月に、その手続きを受付金融機関を通じて行ったのですが、その後手続きが終わったのかどうか、さっぱりわかりませんでした。

運営管理機関のWEBサイトにログインしようとしても、妻のIDは使用できなくなっており、いくら残高があるのか、脱退の条件を満たしているのかも調べられません。さらに、加入者用コールセンターに電話したのですが、オペレーターにつながる前には、IDと暗証番号をプッシュせねばならず、当然妻の使用できなくなったいるIDと暗証番号では、オペレーターまで到達することは出来ませんでした。
そこで、私のIDと暗証番号でコールセンターにかけ直して、そこで妻の手続きは終わったのかどうかを聞いてみました。

そこで、暗証番号を変更していないかを尋ねられ、妻は暗証番号を変えるような性格ではなく、変更可能であることも知らないため、変更していないはずだと伝え、そもそもID自体が使用できないとWEBサイトに表示される旨を伝えました。

すると、他の部署に電話がつながりました。そこでは、IDと暗証番号を再発行しなければならないことを伝えられました。しかも、こっちがIDとパスワードを失念したからというニュアンスの言い方でした。「失念したんじゃなくて、使用不可能にしたのはそっちじゃないの?」と感じながらも、再発行の用紙を郵送してもらえるようお願いしました。そして、その場で昨年11月に行った手続きが終わっていることを教えてもらいました。

今回の出来事をまとめると、
①手続きが終わったのかどうか伝えられないと、その後の行動をとれない。(脱退できる条件を満たしているのか、追加拠出ができない運用指図のみとなるのか)
②そもそもIDを再発行せねばならないことも知らされていない。
③どこに問い合わせすべきか迷う。(運営管理機関、受付金融機関、国民年金基金連合会)
といったところです。

以前のエントリーで、「確定拠出年金 転職者の6割が放棄」という記事を書きましたが、自立的に放棄したのではなくて、そのほとんどの人が手続きがわからない故の結果なのだと感じました。

確定拠出年金について記事を書こうとすると、悪い指摘ばかりになってしまいます。今日書いたこと以外にも、問題点があります。
まだまだ、生まれたばかりの制度ですから、これからの改善に期待します。

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