私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。

2007-06-12

お金だけが動いても、「貯蓄から投資へ」なんてありえない

投信の取扱に関して、三菱東京UFJ銀行への行政処分がでた問題ですが、まったく驚きはないです。今回の件は直接的には事後処理に対する問題なわけですが、まあ他にも検査ではいろいろ挙がったであろうことは想像できます。

他の銀行がキレイかというとそんなことは有り得ないはずで、そのうち出てくるでしょう。

ところで、株の誤発注(過去に私も経験あり)ならまだしも、投信の誤発注とは珍しいですね。リアルタイムに価格が変わる商品でもないのに不思議な感じがします。

最近は、投資信託市場の拡大で「貯蓄から投資へ」が進んでいるかのように報道されていますが、そのほとんどを銀行が「利ざやから手数料へ」という形が支えているわけで、非常にもろいものです。

今後、投信離れへの揺れ戻しが起こるとすれば、今回の行政処分のように販売側への不信が高まるケースと、マーケットが悪くなって損することを知らなかった(考えていなかった)投資家が身動きできなくなるケースが考えられます。

「貯蓄から投資へ」というのは、個人が自立してその結果お金が動くことだと思うのですが、現状のような非常にもろいと思われる状況では、お金はすぐに逆流するんだろうなと思っています。

自分のお金について、一番真剣に考えてくれる人(考えるべき人)は、銀行でも証券でもFPでもなくて、間違いなく自分自身であることを認識するべきでしょう。

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