投資信託を選ぶ際のポイントとして、「過去の実績は当てにならない」というのがよく言われています。
その根拠となっているのが過去の統計なわけですが、例えばラッセル・インベストメント証券投信投資顧問のWEBサイトによりますと、米国株式で運用する123社を対象に、2000年に運用成績上位25%に入った31社のうち、5年間に上位25%であり続けたのは2社のみだそうです。
確かに、これを聞くと過去の成績なんて当てにならないと思ってしまいます。
かといって、反対に過去の成績が悪いものを選んでもいいやなんて気もおこりません。
私が持つハイブリッド・セレクションは、過去の成績が優れていたので、将来どうなるだろうという実験も兼ねて購入しました。
ただ、私のスタンスとしては、ずっと上位であり続けてほしいとは当然思うのですが、過大な期待は持っておらず、そこそこでいいやという気持ちです。時には成績の振るわない年もあるでしょう。人間が運用するアクティブファンドですから。
選んだファンドに対して一番に願うことは、長く運用してくれることです。長く運用してくれれば、安くなった時に多めに買い増すなど、受益者側でパフォーマンスを改善する余地があると思っているからです。
私の結論は、「過去の成績は重視するけど、過大な期待はしない」ということです。自分が投資行動に移るための背中を押してくれるツールといった感じでしょうか。株の売買におけるチャートについても、あくまでの背中を押すツールだと捉えています。
下位25%が5年間下位であり続ける統計なんかご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください。
私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。