アセットアロケーションを決めるにあたって、WEBや書籍等の各資産の期待収益率や標準偏差、相関係数を参考にすることは多いと思います。
そういった過去のインデックスの数値ではなくて、インデックスファンドの数値を測ったらより現実的になるのかなと感じていたので、調べてみました。
できるだけ長期のファンドが望ましいわけですが、TOPIX連動のファンドはインデックスファンドTSPのように80年代から運用しているものがあるものの、NOMURA-BPI、MSCI-Kokusai、Citygroup-WGBIらに連動するファンドは古いものでも2001年ごろの設定。
仕方がないので、とりあえず2001年1月~2月に設定された中央三井アセットマネジメントの4本のインデックスファンドについて調べてみることにしました。中央三井のファンドを選んだことに特に意味はありません。
前提条件
測定期間:2008年2月末までの7年間
リターン:分配金(税引前)再投資後の基準価額の騰落率を年率換算したもの
標準偏差:月次収益率の標準偏差を年率換算したもの
という結果となりました。
・日本株は外国株よりローリターンだった
・日本の債券はローリスク・ローリターンだった
・外国の債券は超優秀だった
といったことが、単純に考えられることだと思います。
測定期間を変えると結果も当然異なるわけですが、一応この結果も事実の一つですので、全く参考にならないわけではないと思います。どの期間が最適なのかという答えはないですし。
2008年2月までの7年間に起こった国内外のマーケットに関わる出来事といえば、
ITバブル崩壊(2000年~)
WTC爆破テロ
日経平均8,000円割れ
郵政解散
BRICsの台頭
サブプライム問題
などがありました。
こういった大きな出来事を経ているので、少しは参考になるかと思います。
やべ、相関係数調べるの忘れた。
また後日。
私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。
2008-03-28
中央三井AMのインデックスファンド4本のリスクとリターン
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