私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。

2007-10-26

勉強会3

昨日は、証券分析理論の勉強会の第3回目でした。
テーマは「M&Aにおける企業価値評価-ケース討論」。

前半は、ある企業(未上場)について2社が買手として名乗りを上げたとの仮想のケースにおいて、その2社の買収後の計画をもとに、それぞれの買収提示価格を見積もるという課題の解説でした。

論点は、
未上場企業は類似業種の上場企業を参考にする
参考にする上場企業のWACCを推定するにあたって、負債の資本コストには何を適用するのか、CAPMで株式の資本コストについて、リスクフリーレートやマーケットリスクプレミアムにはどの指標を適用すべきなのか
だったと思います。

後半は、阪急と阪神の経営統合について、930円のTOB価格は高いのか安いのをDCF法やEBITDA
倍率を使っての解説でした。

この勉強会に参加している方々は、M&Aの実務家や事業会社の専門部署の方、その他知識豊富な人達が多いと思いますので、自分のレベルの低さを感じるたびに愕然とするわけですが、だからこそそのギャップを埋めていきたいと強く思います。自分の将来の成長する姿をイメージすることが、勉強の原動力になっていると思います。

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