ブログ上では新規設定ファンドについて話題に上ることが多いですが、私は毎月の繰上償還ファンドの方がに気になります。
どう気になるかというと、
・なぜ償還になってしまったのか
・償還になってしまったファンドを持っていた人の気持ちはどうなんだろう
・運用サイドは、新規設定する前に、そもそも既存のファンドの運用に全力を注いできたのか
・運用サイドは、繰上償還になった理由を分析し、次に生かしているのか?
4月に償還予定のあるファンドの目論見書の「設定および解約の実績」を見てみると、
となっております。
これを見ると、第5期以降に、いったい何が起こったのだろうか、と思います。
この解約の増え方が、純粋に投資家の意志ならば仕方ないとして、販売会社主導だとしたら・・・・・。
このファンドだけではなくて、日本においてはこうなるパターンが多いのだと思います。
運用会社が強力な販売会社網を利用するのは、まとまった金額を集められるからでしょうが、それに頼っていたままでは、投資家が本気で資産運用を始めたときに、強烈なしっぺ返しをくらうことになると思います。
自立した投資家がもっと増えると、運用会社にとっての販売会社はもろ刃の剣となるでしょう。
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