日本人はリスクをとることに消極的であることは周知の事実ですが、大前研一氏が、
「日本人の資産管理、大研究 (2)~論理破綻している日本人の資産感覚~」
というコラムで、その国民性について述べています。
それによると、
世界最低レベルの預金金利にも係らず、預金現金の比率が一番高い。そして、銀行や郵貯はそれで躊躇なく国債を買っている。
→お金が国内にじっとしているのは日本だけ
家計金融資産の伸びが欧米先進国に比べ非常に低い。
→資産を増やす努力に欠ける、リスク・リターンのバランスが悪い
日本だけが死ぬときに一番資産リッチになっている。
→ライフプランの欠如
老後の資産は不十分だと思っている人が大多数なのに、日々の暮らしは困っていないと思っている人が大多数。
→若いころからのライフプラン・マネープランの教育が必要
といったことが、具体的に示されています。
日本の金融機関は、そういった国民性を上手に利用して儲けてきたのでしょう。そして最近は、国民が無知のまま、貯蓄から投資へという言葉を利用して儲けようとしているようです。
自分自身が儲かるように、教育と勉強は大事ですね。
私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。
2007-06-28
国民性
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