ロイターに、企業年金連合会の矢野専務理事へのインタビューが載っていました。
(引用)人口が減少していく日本よりも海外で高い経済成長が見込まれるため、長期的にリターンを最大化する意味で、日本への投資を増やすことには問題があると指摘。「われわれは日本の年金なので日本への投資は欠かせないが、日本への投資を増やしていくことについては否定的」と語った。
なるほど、確かに成長率の高いところにお金が流れるのは必然ですね。国際分散投資の必要性がこの一文でシンプルに説明できましたね。
最近の外資系ファンドの動きについては、
(引用)「内部留保を溜め込み、株主に対して経営説明を十分にしてこなかった企業が対象となっており、株主としては当然の要求で、基本的には歓迎している」と述べた。
外資系ファンドが発言するとアレルギー反応が出てしまいがちですが、日本人のお金で日本人のために運用している機関投資家からの発言には妙な説得力があります。
そのほか、モノ言わない日本の機関投資家に対して、モノを言うべきだとの指摘もしてます。
くわしくは、ロイター記事をご覧ください。
私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。
2007-06-21
国内のモノ言う株主の発言には説得力があるなあ
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