年末ということで、今年の投資実績を振り返っている方が多いようです。
わたしはまだ積立はじめて1年ちょっとなので、振り返るまでもないのですが、投信手数料比較サイトをやっている手前、これから投資信託の積み立てを始めようという方のために、販売手数料が違うと結果にどれだけ差が生まれたのかという検証を報告してみたいと思います。
ハイブリッド・セレクション 毎月1万円積み立て 販売手数料2.1% @投信スーパーセンター
という条件で実際に投資を行っております。
この結果と、仮にノーロードで積み立てていた場合とを比べてみました。
(06年11月末~07年11月末、13回の積み立て)
まずは、支払った手数料は、
2.1%の場合 2,663円
0%の場合 0円(当たり前)
でした。
次に買付口数の差ですが、
2.1%の場合 71,830口
0%の場合 73,111口
その差、1,281口
最期に12月末時点の評価額の差は、
2.1%の場合 118,541円
0%の場合 120,655円
その差、2,114円
ということになりました。
いかがでしょうか?
投資金額の絶対額がまだ少ないので、2,000円くらいの差かよ、と思う人もいるかもしれません。しかし、投資額が違えばとうぜんこの差は増えます。また、今年の株式市場は年間でマイナスだったのですが、もしもプラスだったら、評価額の差は相対的にみても、もっと広がっていたことでしょう。
一番伝えたいことは、私の投資額について2,663円は投資に回っていないということです。前にもお伝えしましたが、
資産評価額=基準価額(解約価額)×口数
なのです。
このうち我々が確実にコントロールできる余地があるのは、口数だけです。販売手数料が安ければ、その分買える口数も増えるのです。
まだまだ、投資信託に販売手数料の差があることを知らない人もいるかもしれませんので、年末の総括を兼ねたエントリーとしてみました。
じゃあお前は、投スパ以外で積み立てろよ!ということになるんですが。・・・
私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。
2007-12-30
投資信託積み立てと販売手数料
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