信託報酬は、実際は毎日計算されて基準価額に反映されているわけですが、それについて深く考えたことがなかったことから再度目論見書をチェックしてみました。
目論見書には、
【信託報酬等】
信託期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に対し、年○○の率を乗じて得た金額が信託報酬として毎日計算され、信託財産の費用として計上されます。
などと書いてあることが一般的ですが、例えばこれを現在勉強中の簿記で仕訳してみると、
10/29 (借)委託者報酬 100 (貸)未払委託者報酬 100
10/30 (借)委託者報酬 102 (貸)未払委託者報酬 102
10/31 (借)委託者報酬 104 (貸)未払委託者報酬 104
委託者報酬が費用の増加として、未払委託者報酬が負債の増加として計上されることになると思います。
次に期末を迎え、
(借)未払委託者報酬 306 (貸)現金 306
とう仕訳をして、ファンドから運用会社に報酬が支払われ、それぞれ負債の減少・資産の減少として計上されるかと思います。
正式には多少異なるかもしれませんが、大枠の流れとしては多分あっていると思います。もしお詳しい方でご指摘があればよろしくお願いします。
私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。
2007-10-24
信託報酬の仕訳
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿