私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。

2007-02-23

普通分配金と特別分配金

投信スーパーセンターで、「分配金お支払い通知書」が電子交付されていました。
自分で分配金を計算してもどうもズレがあったので、この通知書で再確認しました。

まず、ハイブリッド・セレクションの今期の分配金は10,000口あたり1,000円。
「16,165口持っているから、1,000×16,165/10,000×0.9=1,455円だ!」
と単純に計算しては間違うこともありますよ。

なぜなら、10,000口あたりの分配金1,000円のうち、普通分配金がいくらで特別分配金がいくらなのかを計算しないといけないのです。

わたしの場合、
分配前個別元本は18,178.16円
決算日基準価額は、18,020.00円
です。

普通分配金と特別分配金の基準は
①決算日基準価額≧分配前個別元本→分配金全額が普通分配金
②決算日基準価額<分配前個別元本→分配金の範囲内で下回る部分が特別分配金、残りが普通分配金

わたしのケースでは、②にあてはまるため、
18,178.16円-18,020.00円=158.16円が特別分配金となり、残りの841.84円(=1,000円-158.16円)が普通分配金となるのです。

整理すると、10,000口あたりの分配金1,000円の内訳は、わたしの場合、
普通分配金841.84円(課税される)
特別分配金158.16円(課税されない)

そして、16,165口持っているので、
普通分配金は、
(税込み)841.84円×16,165/10,000=1,361円
(所得税)1,361円×7%=95円
(住民税)1,361円×3%=40円
(差し引き)1,226円
特別分配金
158.16×16,165/10,000=256円

税引き後分配金総額は、1,226円+256円=1,482円

となりました。

この金額が再投資にまわったというわけです。

実際に投資信託を持っている方が知識として身につきやすいことは間違いないですね。




 

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

先日はコメントありがとうございました。
確かに分配金の違いはめんどくさいですね。
いつも適当に考えていました。
またお邪魔してお勉強させてください。