昨日、帰宅してみると日興コーディアル証券から、「お詫びとご報告」という手紙が届いていました。一連の問題に関することについて書かれていました。
保有する投資信託に直接的な影響はないため、とくに気にはしておりません。
昨日27日は、上海総合株価指数が268.81ポイント安(過去最大)で、欧州もつられて下落、今朝終了したNYダウは416ドル安となりました。
そして、本日は朝刊に「日興、上場廃止へ」という記事が載り、東京市場は一時737円安というものすごい下げっぷりでした。
こういった下落があるのもマーケットの常ですから、どうしようもないですよね。長期投資は、こういう時にも、のんびりとしておかなければなりません。マーケットの良い時ばかりに付き合おうと”いいとこどり”していると、しっぺ返しをくらうこともあると思います。
もし私の持つ投資信託が下落して、もし半分くらいになってしまっても、私は積み立て額を増やす予定です。将来のいい時に備えて。
ちなみに、今日は投信積み立ての買付日。こんな下落の日にたまたま買付日がやってきて、少しうれしいです。
私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。
2007-02-28
マーケットの下落に付き合う
2007-02-26
受益者の権利
目論見書に記載してある事項の一つに
受益者の権利等
というものがあります。
①収益分配金に対する請求権
②償還金に対する請求権
③受益証券の一部解約請求権
④帳簿閲覧権
⑤信託約款の重要な変更・信託契約の解約に係る異議申立権
以上が主だったところでしょうか。
この中で、私が一番気になっているのが、④の帳簿閲覧権です。
解説を読んでみると、
「受益者は、委託会社に対し、その営業時間内にファンドの信託財産に関する帳簿書類の閲覧を請求することができます。」
と書いてあります。
具体的にどんなことが出来るのでしょうか。非常に気になります。
株主の場合だと、発行済み株式総数の100分の3以上を有すると、会計帳簿及び書類を閲覧または謄写を求めることができる(商法293条の6)らしいのですが、投資信託の受益者は何かそういう決まりごとはあるのでしょうか?
どなたか詳しくご存知の方は教えてください。
2007-02-24
Fund of the Year 2006
昨日は、大阪で行われた、モーニングスター社主催の、Fund ot the Year 2006 発表記念個人投資家向けセミナーに参加してきました。
会場は平日ということもあり、ご年配の方がほとんどでした。
内容として、新しい知識を得られたわけではなかったのですが、12名のファンドマネージャーの生の声が聴けました。
わたしが印象的だったのは、国内株式部門の最優秀ファンド賞の「アクティブ バリュー オープン『愛称:アクシア』」と、優秀ファンド賞の「ニッセイ日本勝ち組ファンド」の投資方針の違いでした。
「ニッセイ日本勝ち組ファンド」は、あらゆる業種のナンバーワンに投資するという方針で、「アクティブ バリューオープン」は、売り込まれた銘柄を買うというような方針だと話されていました。
ある意味”真逆”といった感じなのでしょうか。
最後に質問コーナーがあり、会場のどなたかが「手数料や毎年の信託報酬を払うくらいなら、自分で株を買った方がましではないか」という旨の質問をしていました。こういう質問がでてくる度に、投信は日本ではまだまだ本質的な普及はしていないものだと実感します。
投資家は学習(投資知識だけではなく、投資行動の面も)しなければなりません。
運用側も期待に応えるべく、努力を続けなければなりません。
両者の距離がまだまだ遠いなと考えさせられたセミナーでした。
2007-02-23
普通分配金と特別分配金
投信スーパーセンターで、「分配金お支払い通知書」が電子交付されていました。
自分で分配金を計算してもどうもズレがあったので、この通知書で再確認しました。
まず、ハイブリッド・セレクションの今期の分配金は10,000口あたり1,000円。
「16,165口持っているから、1,000×16,165/10,000×0.9=1,455円だ!」
と単純に計算しては間違うこともありますよ。
なぜなら、10,000口あたりの分配金1,000円のうち、普通分配金がいくらで特別分配金がいくらなのかを計算しないといけないのです。
わたしの場合、
分配前個別元本は18,178.16円
決算日基準価額は、18,020.00円
です。
普通分配金と特別分配金の基準は
①決算日基準価額≧分配前個別元本→分配金全額が普通分配金
②決算日基準価額<分配前個別元本→分配金の範囲内で下回る部分が特別分配金、残りが普通分配金
わたしのケースでは、②にあてはまるため、
18,178.16円-18,020.00円=158.16円が特別分配金となり、残りの841.84円(=1,000円-158.16円)が普通分配金となるのです。
整理すると、10,000口あたりの分配金1,000円の内訳は、わたしの場合、
普通分配金841.84円(課税される)
特別分配金158.16円(課税されない)
そして、16,165口持っているので、
普通分配金は、
(税込み)841.84円×16,165/10,000=1,361円
(所得税)1,361円×7%=95円
(住民税)1,361円×3%=40円
(差し引き)1,226円
特別分配金
158.16×16,165/10,000=256円
税引き後分配金総額は、1,226円+256円=1,482円
となりました。
この金額が再投資にまわったというわけです。
実際に投資信託を持っている方が知識として身につきやすいことは間違いないですね。
2007-02-22
ノムラ・グローバル・オールスターズ(愛称:GA10)
昨日2月21日に設定された、野村アセットマネジメントの「ノムラ・グローバル・オールスターズ(愛称:GA10)」の設定額が1787億2910万円と今年2番目の高水準を記録したそうです。
(ロイタージャパンより)
定期分配型のバランスファンドは相変わらず人気ですね。
設定額にももちろん驚きですが、販売会社である野村證券の営業力にはもっと驚きです。
10資産に10%ずつ投資する方針のようです。
2007-02-21
ファンドゲット.comで出来ること
ファンドゲット.comにユーザー登録すると利用できるサービスとして、
「投信掲示板」があります。
実際の画像↓
①初心者相談室
②新ファンド相談室
③運用会社相談室
④販売会社相談室
⑤専門用語・知識相談室
⑥税金相談室
⑦確定拠出年金相談室
⑧なんでも相談室
以上8つの部屋に分かれています。
ユーザー同士が知恵を出し合えば、きっと投資信託市場は素晴らしいものになっていくでしょう。
そのためにもぜひユーザー登録をお願いします。
ユーザーが少ないと掲示板の意味がないですから・・・・・・・・・。
2007-02-20
初決算を迎える
昨日19日は、ハイブリッド・セレクションの決算日でした。
分配金は10,000口あたり1,000円(税引き前)。
私の場合は、税引き後で1,482円の分配金が19日の基準価格で再投資されるたので、823口増えて合計16,988口になりました。
分配金を出すと、投資効率が悪くなると言われますが、それを検証してみると、
①分配金再投資の場合
18,020円(19日の基準価格)×16,988口÷10,000≒30,612円
②分配金が出なかったと仮定した場合
(18,020円+1,000円)×16,165口÷10,000≒30,746円
となります。(本来は、解約価格で計算すべきかもしれないのですが)
この134円の差が投資効率が悪いということなのでしょう。
ただ、分配金に税金を取られようと、将来的にそこそこのリターンを出してくれれば文句はないです。
2007-02-15
集まれ!投信ホルダー
お知らせです。
本日2月15日、ファンドゲット.comは、投資信託コミュニティサイトとして生まれ変わりました。
投資信託を選ぶ時に、金融機関にいろいろと説明してもらったけれど、いまいち”ピンとこない”ってことありませんか?過去の実績やリスクについて理解したとしても、本当に買うべきなのか・・・。
そんな時、「実際に投資信託を持っている人の声が聴きたい」って思いませんか?
ファンドゲット.comは、投資信託を持つ”投信ホルダー”の、「なぜそれを選んだの?」「成果に満足しているの?」といった情報を共有して、投信選びに迷っている人達に参考にしてもらおう、という投資信託に関するコミュニティサイトです。
投資信託を保有している皆さん
同じ投資信託を持つ仲間が見つかるかもしれません。ファンド仲間と共に、長期的に付き合える投信に育てていきましょう。
投資信託を探している皆さん
いい投資信託とは、買った人が満足している商品ではないでしょうか。投信ホルダーさんの様々な意見を参考にして、わからないことがあったらどんどん質問しましょう。
ユーザー登録(無料)すると
①「メッセージ」機能が利用できます。
同じ投資信託を持つ仲間を見つけてメッセージを送ったり、なんだか詳しそうな人に質問したり。
②「投信掲示板」機能が利用できます。
わからないことがあったら、掲示板に投稿してみんなの意見を聞いたり、新ファンドについて議論したり。
投資信託を持っている人、これから買う予定の人、コミュニティに参加して、知識を磨き合いましょう。
今後も、皆さんの声を参考に、役立つ情報や機能・サービスを提供していく予定です。
投資家の声が日本の投資信託市場を変える原動力になります。ぜひユーザー登録をお願いします。
2007-02-07
気になった臨時レポート
私は、毎日各運用会社のWebサイトをチェックしているのですが、その中で昨日の第一勧業アセットマネジメントがリリースした臨時レポートに目がとまりました。
タイトルは、『「投資ファンドの大量取得に伴う一部不動産投信の分配金大幅減の可能性」の報道について』というものです。
2月3日付け日本経済新聞の、投資ファンドがJ-REITを大量取得して発行済み投資口の50%超を保有すると、課税の実質免除措置が受けられなくなり、法人税が課税されて分配金が減少する可能性がある
というような報道に対して、DKAがリリースしたレポートです。
J-REITの課税の実質免除措置については認識しておりましたが、決算期末で投資主が発行済み投資口の50%超保有でうんぬんというのは初めて知りました。
私は、J-REITやJ-REITファンドを保有していませんが、このレポートで一つ勉強になったという感じです。
他の運用会社にはこのことに関するレポートは載っていないみたいでしたが、J-REITやJ-REITに投資するファンドを保有している人達や、個人投資家と接する金融機関の方にもぜひ読んで欲しいです。
以外に知らない人も多いと思うので。
ちなみに、J-REITが良い悪いの話ではありませんので、ご注意ください。