年末年始のマーケットの調整で、悲観ムードが漂っていますね。
郵便局の投資信託 半分以上基準価格割れ(J-CASTニュース)2007/12/30
07年投信、5年ぶり運用損・4兆円規模、サブプライム問題響く(NIKKEI NET)2008/01/09
二つのニュースは、「へえー」で終わりそうなものなのですが、特に前者のニュースでは、
<引用>
基準価格割れのファンドは2007年12月25日現在で、「野村資産設計ファンド2015~2040」や「フィデリティ・日本配当成長株投信」、「GS日本株式インデックス・プラス」などで、じつに半数以上が基準価格を割っているのだ。
</引用>
と記載があり、ちょっとがっかり。基準価額を割っているからがっかりではなくて、この表現方法にがっかり。このニュースのコメント欄にも似たような趣旨のことが(ちょっと厳しめに)書いてありました。
長期運用していれば、評価損を抱える時期は誰にでも必ず訪れます。数年前から外債ファンドや外株ファンド等何でも上昇していたので、幻想を抱いていた方は、今回の下落でショックを受けたと思います。
長期投資の先輩方は、下落もハナから想定した上で投資を行っているので、ショックは受けていないでしょう。
投資信託に限らず、投資全般に言えることだと思いますが、いいとこ取りしようと思うとしっぺ返しをくらいます。
長期投資を行っていきたいと思っている人は、マーケットの上昇時と下落時の両方に、向き合わなければならないと感じています。
今回の下落でもし今後投信がパッタリ売れなくなったら、投信ブームは所詮ブームだったということになりますが、どうなるでしょうか?
リスクを考慮しないことが、最大のリスクだと思います。
私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。
2008-01-10
投資信託は必ず損する(期間がある)。
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3 件のコメント:
引用されているJ-CAST記事にある「じつに半数以上
が基準価格を割っている」などという意味不明な表現を
される人が、経済評論家として大手を振っていられると
いうのは、まだまだ日本全体の金融リテラシーが低い
ということなのかもしれません。
記事のコメント欄の以下の表現は厳しい意見ですね。
【単元株でもやるようになったら、IPOより下回った銘柄
は全部「割れ」ってことか。】
【ずっと基準価額が1万円を下回りながら、総資産額を
増やしているグロソブでもたたいてろ】
吊られた男さん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、金融リテラシーの向上がのぞまれますね。
河中さんはじめまして。
ちょくちょく拝見させてもらってます。
私も未熟な内容ながらブログを書いてます。
去年から(勝手にですが)リンクをさせていただいてますが、河中さんの迷惑でなければ是非とも相互リンクしていただけませんか?
よろしくお願いします。
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