本日の日経新聞の7面に、楽天証券が投信の積み立てサービスを始める記事が載っていました。
記事によると、
・購入時の手数料の1%を楽天ポイントに還元
・将来的に信託報酬の一部も還元予定
ということで、ファンドバンク方式になるようです。
純粋に手数料を安くするよりも、還元という形でポイントを利用して、楽天市場や楽天Booksで買い物をしてもらったほうがいいわけですから、楽天グループとしては当然の判断でしょう。信託報酬は、専用ファンドでない限り一販売会社の都合では下げられないこともありましすし。
楽天市場等の利用者は多いでしょうから、決して悪くはないとは思います。
もちろん、直接還元を望む人が一番多いのは事実でしょうが。
私の投資信託による運用の状況と、投資信託全般の話題についてのブログです。
2008-02-26
楽天証券 投資信託積み立て 3月16日から
2008-02-19
ハイブリッド・セレクション 決算
昨日2月18日は、ハイブリッド・セレクションの決算でした。
昨年の決算同様、分配金は1万口につき、1,000円。別に出さなくてもいいのにと思いながらも、そういう方針だからしょうがないわけですが。
分配金がでると、普通分配金と特別分配金の計算が出てきます。
決算日基準価額 13,556.00円 < 分配前個別元本 17,473.76円
ということで、決算日基準価額が分配前個別元本を下回っているので、1,000円全部が特別分配金になります。
特別分配金の分だけ、個別元本から控除しなければならないので、分配後個別元本は、
17,473.76円 - 1,000.00円 = 16,473.76円 です。
分配金再投資コースなので、
分配金 1,000円 * 84,786口 / 10000 = 8,479円が再投資されることになります。
結果8,479円 / 13,556 * 10,000 = 6,255口が再投資にまわりました。
これで合計口数は、91,041口になりました。
だらだらと計算しましたが、税金がひかれていないので、当然価値に変化はありません。
13,556円 * 91,041口 / 10,000 = 123,415円
(13,556円 + 1,000円) * 84,786口 / 10,000 = 123,415円
2008-02-12
パッシブ型が静かな人気
「受け身」に活路、悩めるコジン(08/02/07 日経ヴェリタスonline)
という記事がありました。
記事によると、昨年夏以降パッシブ型の投信への資金流入(設定-解約)が増加傾向にあるそうです。
理由は、
①金融機関や年金がETFを買っている。
②個人に浸透し始めている。
らしいです。
それに比べアクティブは昨年1兆円の資金減とのこと。
「パッシブ」と聞くとかっこよく聞こえますが、「受け身」と日本語にすると、聞こえはよくないですね。
2008-02-08
初めての東証
2008-02-04
フィデリティ証券 投信拡充
フィデリティ証券、08年にネット販売の投信本数を100本拡大へ=幹部 [東京 31日 ロイター]
ということで、今年は投資信託の取扱いペースを増やす計画のようです。
フィデリティ証券のネット・電話部門のフィデリティ・ダイレクトは、積立も重視しているのが印象的です。
積立の手数料と普通に買う時の販売手数料は、同一の販売会社がほとんどですが、フィデリティの場合は、積立の場合の手数料を別体系にしている(同じものもあり)のがそのあらわれだと思います。
将来的には、本数が多いだけでは差別化にはならない恐れもあるので、「積立やすい」など、使いやすさというのも大事な要因になってくると思います。